吉昇貿易株式会社/長城料理実業有限公司

2026.4.9

第96回グランプリを受賞した台湾紅焼き黒毛和牛煮込みを手がける吉昇貿易株式会社/長城料理実業有限公司にお話を伺いました。

 
左から鐘元駿さん、張素娥さん
 
Q どのような商品か教えてください

もともとは台湾の会社で、現地で製造・販売を行っていました。日本との大きな違いは「肉」です。台湾産の肉は日本へ輸入されていないため、台湾の代表的な料理であるニューローメンやルーローハンをそのまま日本に持ってくるのは難しい状況です。関税や輸送コストも高く、最終的な販売価格が上がりすぎてしまうため、現実的ではありません。「肉」は日本の黒毛和牛、他の食材や調味料も日本のもので作っています。食材も工場もすべて日本なので、安心して食べていただけると思います。
 
当初は600gと大容量でしたが、日本のデパートやスーパーでレトルト商品を調べたところ、120g〜200g程度が一般的であることが分かりました。そのため、日本のお客様にとっては少し多いと感じられると考え、容量を調整しました。
 
Q現在、日本で取り扱っている商品はこの1種類のみですか?
 
現在、日本で量産しているのは受賞した「台湾紅焼き黒毛和牛煮込み」が中心です。一方で、台湾ではルーローハンやジャージャー麺なども展開しているため、日本で個包装での展開も開発を進めています。すでにルーローハンについては、興味を持っていただいたお客様からの注文もありました。「本場の味」と評価していただいております。



QJFS(ジャパン・フード・セレクション)出品のきっかけや受賞後の反響を教えてください
 
日本の大使館関係者の方からも「台湾企業が日本に工場を作り、賞を受賞するのは素晴らしい」と評価していただきました。賞を受賞することで、お客様の安心感にもつながります。商品を知らない方は「本当においしいのか」と不安を持ちますが、受賞歴があることで「信頼できる商品」として手に取っていただきやすくなります。品質の証明であると同時に、ひとつのプロモーションとしての役割も果たしてくれています。
 
Q今後取り組んでいきたいことを教えてください
 
今後はBtoBの取引先に対して、より柔軟に相談できるよう関係を深めていきたいと考えています。また、お中元やお歳暮などのギフト用途としてもさらに活用していただけることを目指しています。
 
受賞商品
第96回 グランプリ受賞
台湾紅焼き黒毛和牛煮込み

 
企業プロフィール
吉昇貿易株式会社/長城料理実業有限公司
台湾の食文化をベースに、日本向けの商品開発・製造を行う企業です。ブランド「豊台苑」では、日本産の黒毛和牛や国内食材を使用し、安全性と品質に配慮しながら本場台湾の味を再現しています。代表商品「台湾紅焼き黒毛和牛煮込み」を中心に、日本市場に適した商品展開を進めており、今後はギフト需要やBtoB領域での拡大を目指しています。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0FN7S8N93
https://www.smartcook.com.tw
 
 

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