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左からJA加美よつば 代表理事組合長 小松孝一さん、JA全農ラドファ株式会社 代表取締役社長 風祭英二さん、ジャパン・フード・セレクション審査委員長 横井裕之
Q. 商品の特徴について教えてください
発芽玄米は炊くのが難しいという課題があります。そこで当社では、誰でも簡単においしく食べられる商品づくりを目指しました。また、味の良さやプチプチとした食感も大きな特徴です。発芽玄米ならではの栄養価の高さも魅力だと思っています。
Q. パックご飯にした理由を教えてください
一番の理由は、発芽玄米が炊きづらいという点です。手軽においしく食べてもらえる形として、パックご飯にしました。使用している「金のいぶき」は、宮城県古川農業試験場で開発された宮城県の奨励品種です。見た目のインパクトはありますが、「こんなに食べやすくておいしいんだ」と驚かれることが多いですね。
一般的な玄米は独特のにおいが気になることがありますが、この商品はにおいが少なく、もちもち感とプチッとした食感が楽しめます。
主に家庭向けの商品ですが、生活協同組合様などでも採用されていますし、ネット通販でも販売しています。健康志向の方にご愛顧頂いていると感じます。
Q. パックご飯にはどのような種類がありますか
白米、発芽玄米、麦ごはんなど、さまざまな種類を展開しています。白米だけでも、「ひとめぼれ」や「だて正夢」など品種ごとの商品があります。また、プライベートブランドの要望をいただくことも多く、個別対応の商品づくりも行っています。
発芽玄米シリーズでは、「金のいぶき」を使用した商品に加え、「やわらか発芽玄米」という、ひとめぼれとみやこがねもちをブレンドした食べやすい商品もあります。こちらは玄米初心者の方におすすめの商品です。さらに、「農協発芽玄米 だて正夢」も展開しており、こちらもご好評をいただいております。
Q. 一番苦労した点を教えてください
やはり、発芽玄米をおいしく炊き上げることです。水加減や火加減など、どうすれば上手に炊き上がるかに最も苦労しました。また、「金のいぶき」は非常にデリケートなお米で、気温や病気など環境変化にも弱い品種です。収穫量が少ないため、農家さんにとっては栽培が難しい“農家泣かせ”のお米とも言われていますが、栽培に取り組んでいただいている農家の皆さまのためにもこの商品のおいしさをアピールして、たくさんのお客様へお届けしたいと考えております。
Q. 家庭用レンジへの対応で苦労したことはありますか
電子レンジは家庭によって性能が異なるため、加熱条件の調整には苦労しました。しっかりと加熱した方がおいしく仕上がる傾向があります。
湯煎にも対応しています。電子レンジに比べて芯まで温めるのに多少時間が掛かりますが、キャンプのお供にも適しています。
Q. 今回出品を決めた理由を教えてください
私たちは自信を持っておすすめできる商品を作っていますが、まだ十分に世の中へ知られていないと感じていました。そこで、プロの方々から「この商品はおいしい」と評価していただくことで、商品の魅力をより多くの方に伝えられるのではないかと考えました。
また、審査員の皆さまから率直な感想をいただきたいという思いもありました。今回、このような賞をいただけたことを社員一同大変うれしく思っていますし、今後さらに自信を持って営業活動をしていけると感じています。
Q. 受賞後の反響はいかがですか(2026年5月8日時点)
3月中には各方面へ受賞の報告を行いました。今後は5月頃からキャンペーンも実施したいと考えています。ホームページでも情報発信を進める予定です。
また、先月は有楽町の交通会館にある宮城ふるさとプラザで試食会を開催しました。来週には、宮城県の藤崎百貨店様でも試食販売を行う予定です。
Q. 将来的に取り組みたいことを教えてください
私たちはJAグループ・全農グループの一員として、生産者の皆さんが安心して作れる環境を支えながら、おいしい商品に仕立てて消費者の皆さまへ届けすることが使命だと考えています。生産者、消費者の皆さまにご支持をいただけるよう、おいしいパックごはんづくりに頑張って行きたいと思います。
受賞商品
第97回 グランプリ受賞
ラドファの炊きたてシリーズ 発芽玄米ごはん 金のいぶき

企業プロフィール
JA全農ラドファ株式会社は、1993年に設立され、宮城県加美郡色麻町に本社を置き、宮城県産ひとめぼれやササニシキなどを使用したパックごはんの製造・販売を行う企業です。「ガス直火炊き」や「シャリ切り製法」により、炊きたてのような食感を実現しています。また、保存料を使用せず、安全・安心な品質管理を徹底しており、「発芽玄米ごはん 金のいぶき」など健康志向の商品開発にも力を入れています。
https://www.jaradfa.jp/